所長ブログ

‘C.N’ カテゴリーのアーカイブ

初体験

2011 年 11 月 27 日 日曜日

先週の日曜日、三十ン年生きてきて初めて、生で「能」と「狂言」を見る機会に恵まれました。

狂言は、俳優としてテレビに出ている人も多く(和泉〇彌とか。余談ですが、この人最近狂言やってんのかしら?)、「短くて滑稽なもの」というイメージがあるのでまだ親しみやすいですが、能となるとサッパリ。

「大丈夫かなあ?」と思いつつも、「せっかく日本人に生まれたからには、一回くらいは見ておくべきか」と、友人と二人で出掛けました。

演目は能「通盛」狂言「鬼瓦」能「楊貴妃」の三つでした。奈良金春会の定期公演です。

正直、内容はよくわからないところもあったのですが、本物の能舞台や、独特の登場、退場、囃子方の演奏や動きなど、見ていて興味深いところもたくさんありました。

個人的にとくに面白いなと思ったのが、小道具を運んだり、衣装替えの介添えをする「後見」の人でした。

歌舞伎や、ふつうの演劇では「黒子」と呼ばれる役割でしょうが、黒子なら黒い衣装で顔も見えない状態で登場し、役割が終わればすぐ引っ込むのに対し、能では囃子方と同じように袴姿で登場し、役割が終わっても舞台の一番奥(橋懸り近く)にじっと控えています。

つまりこの人はいないことになっているのですね。ここで「いるじゃない」などと言ってしまうのは「無粋」なんでしょうね。

そのほかにも、歌舞伎のように大がかりな舞台装置などはなく、あくまで小道具だけ、いらないものを極限までそぎ落としているので、見る方にも想像力が必要なんだなと感じました。この辺は落語も同じでしょうか。

時間も長いですし(全部終わるまで4時間)、途中で睡魔の洗礼も受けました・・・。

でもたまにはこういう時間に浸るのもいいものですね。

ちなみに能・歌舞伎・文楽はすべてユネスコの世界無形文化遺産に指定されていますが、この三つで共通して演じられている演目があるそうです。機会があれば制覇してみたいと思います。

そこに山があるから

2011 年 7 月 26 日 火曜日

最近、イギリスの作家 ジェフリー・アーチャーの作品にはまっています。

学生の時にも読んでいたのですが、先月書店へ行ったところ新刊が出ていたので、2冊ほど買って読んだところ相変わらず面白い!ちなみにこの2冊は短編集でした。

そしてその次に読んだのが、現在日本で出ている最新刊「遥かなる未踏峰」です。

今回は世界最高峰・エヴェレスト(チョモランマ)への世界初登頂を目指したイギリス隊隊長・ジョージ・マロリーの一代記です。

実はこの作家は企業買収や政治の世界を舞台にした長編と、短編集を交互に書いているので、山を舞台にした小説というのはちょっと意外でした。

ただ、山岳小説というよりは、彼と彼の妻をはじめとする周囲の人々とのつながりに重点を置いて描かれていますので、その辺はアーチャーファンとしては満足なのですが、純然たる山岳小説好きには物足りないかも。

そしてこの本を読んで初めて知りました。かの有名な「そこに山があるから」を言ったのがジョージ・マロリーだということを。

この言葉は、彼がアメリカ講演旅行中に、「なぜあなたは山に登るのですか?」という質問に対して答えたものだといわれています。異説はいろいろあるようですが。

自分の好きなものやはまっているものの魅力を伝える言葉として、これ以上簡潔な言葉は無いですよね。

ちなみに当事務所にも山男が一人いるのですが、やっぱり山に登るのは「そこに山があるから」なんですか?Hさん、ぜひ答えを教えてください!

負けられない!

2011 年 7 月 4 日 月曜日

毎年恒例のウィンブルドンテニスが、日曜日の男子シングルス決勝を最後に終了しました。

今年はあまりちゃんと見ていなかったのですが・・・

そんな中忘れちゃいけないのが、なんといってもこの人。クルム伊達公子選手でしょう!

ヴィーナス・ウィリアムスとの二回戦はホントにエキサイティングでした。

正直トーナメント表を見たときは「あちゃー」という感じだったのですが、いざ始まってみると、ゲームを完全に支配していましたよね。第1セット途中までは。

「ひょっとしたらこのまま勝つんと違うか!?」って思わせましたもん。

第1セットをタイブレークに持ち込まれずに取れていたら、勝てたかもしれませんね。

本当に惜しかった~(*_*)

パワーテニスの代名詞みたいな選手を相手に、小柄な、しかも40歳というプレーヤーがあそこまで粘れるというのは驚異以外の何物でもないと思います。

もちろん本人のものすごい努力の上にあらわれるプレーなのは間違いありません。

同年代の者として、「負けてられない!」と思わせてくれた試合でした。